業務内容
一般撮影
一般撮影(レントゲン)は、胸部・腹部・骨などのX線撮影を主とした検査のことです。短時間で画像情報が提供出来るため、主に最初の診断や経過観察に用いられています。
患者様には、各部位にあった体位をとって頂き撮影を行います。なるべく苦痛の少ない体位で撮影するよう心がけておりますが、部位によりご協力いただく場合がございます。
検査を受けるにあたって
X線撮影と聞いて、放射線被曝を心配される方もいらっしゃると思いますが、患者様にとって病気の早期診断は大きな利益であり、そのための放射線検査です。
しかし、わずかながらでも放射線被曝の不利益(悪影響)の可能性がある以上、無駄な放射線被曝は避けなければなりません。従って、検査に当たっては、何の目的で行うのか、それによって何が診断できるのかを主治医から十分な説明を受けて納得した上で検査を受けるようにしてください。
CT検査
CTとは、「Computed Tomography」略で、日本語では「コンピューター断層撮影」と呼ばれています。X線を体の周りに照射して、その情報をコンピューターで処理、体の内部を画像化する検査です。
短時間で広範囲の検査が撮影可能であり、体内の情報をより詳細な画像として表します。従来の横断像だけでなく冠状断像・矢状断像も描出し、さらに3D画像を再構成することで診断や治療に役立てています。
検査の部位によっては、身につけている金属を外してもらったり検査着に着替えてもらうこともあります。
MRI検査
MRIとは、磁石と電波を使って体の断面や血管を画像化する装置です。放射線被曝の心配はありません。
検査時間は、約20分~1時間位で検査中は音が鳴っています。体動に弱いので検査中は動かないように固定をします。
磁石を使用している為、体に身につけている金属(入歯・補聴器・時計等)を外していただきます。場合によっては検査着に着替えてもらいます。ペースメーカー装着者は検査できません。また体内に金属を埋め込む手術をされている方は検査できない場合があります。
当院のMRI装置はOpen MRIとなっておりますが、閉所恐怖症の方はお申し出ください。